2021-03-24 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
当然、医学部の不正入試も、男女差別がありまして、それが正されたというのもあります。さらに、世界的な傾向からいっても、女性の医師の比率はどんどんどんどん高まっているわけですよね。日本でも間違いなくそうなっていくというふうに思います。 ところが、この低い過去の数値、しかも不正なことが行われた時代の数値を未来にわたって固定化して使う、こうやって必要な医師数を抑えていく人為的な操作がやられている。
当然、医学部の不正入試も、男女差別がありまして、それが正されたというのもあります。さらに、世界的な傾向からいっても、女性の医師の比率はどんどんどんどん高まっているわけですよね。日本でも間違いなくそうなっていくというふうに思います。 ところが、この低い過去の数値、しかも不正なことが行われた時代の数値を未来にわたって固定化して使う、こうやって必要な医師数を抑えていく人為的な操作がやられている。
○萩生田国務大臣 御指摘の聖マリアンナ医科大学の事案でございますけれども、平成三十年度に明らかになった医学部の不正入試事案、これは男女の比率があらかじめ、女子に不利な採用をしていた、合格発表をしていたということでございまして、幾つかの私立大学が対象になりました。
この運営審議会では、不正入試に関する類似の事案が五〇%減額であることを参考にしつつ、個別の事情として、速やかに取るべき対応が取られたか、これは取っておりません、入学に関する寄附金の収受などの禁止に反するかなどを踏まえ議論がなされ、最終的に五〇%減額という結論が出されたと聞いております。
医学部医学科不正入試の社会に与えた影響の大きさや、医師を志す一人一人の受験生の思いを考えれば、私としては、引き続き不適切な事案がないかのフォローアップをしっかりしていく必要があると考えております。
○菊田委員 聖マリアンナ医科大学同様、不正入試を指摘された私立大学八校は、みずから不正を認めています。その結果、昨年度の私学助成金が、東京医科大学は不交付となり、ほかの大学も二五%程度の減額措置の処分を受けています。 聖マリアンナ医科大学への私学助成金は、昨年度幾ら交付されましたか。交付理由についてもお答えください。
法案質疑に入ります前に、前回、質問通告をいたしましたが時間不足のために質問できなかったこと、聖マリアンナ医科大学医学部不正入試事案について質問をしたいと考えます。 ことし一月、聖マリアンナ医科大学医学部不正入試について調査を続けていた第三者委員会は、医学部入試において女性や浪人生を一律に差別をしていたとする調査報告書を公表いたしました。
東京医科大学で女性や浪人生を実質的に減点するなど不正入試が判明したときには、文科省が直接調査に乗り出したことで、ほかにも九校が不適切な入試を行っていたということがわかったのです。大学側にヒアリングをして終わりではなく、場合によっては、受験生から事実関係を確認することもやってはどうでしょうか。文科省が出向いてしっかり実地調査をした方がよいと考えますが、大臣、いかがでしょうか。
○菊田委員 聖マリアンナ医科大学医学部の不正入試についても質問をしたかったんですけれども、時間があと一分ぐらいで、中途半端になりますので、これは次回にやらせていただきたいと思います。 私の質問はこれで終わります。ありがとうございました。
一つは、組み体操について、もう一つは、文科省の現職局長も絡んだ医学部医学科の不正入試の問題、この二点についてです。 まず、最初の十分、組み体操について質問したいと思います。 一言で言うと、看過できないほど私は危険な行為だなということを感じています。
医学部の方というか、医学部の不正入試、文科省の局長も絡んだやつですけれども、全体論と、あと個別に、今問題を抱えていると認識している聖マリアンナ大学についてに分けて質問します。 大臣、基礎的な認識ですけれども、女性を試験において減点をし、ないしは男性に、女性にはないような加点をするというのは、基本的なことですけれども、これは女性差別という認識でよろしいですよね。
それを契機として私大医学部不正入試問題が起こって、その対応に高等教育、そして入試担当者が、今回の担当者が忙殺をされるという事態が続発をしていたという、そういった背景もあるわけであります。 深刻な組織問題を抱える中で、その一方で、これほどの一大の大学入試改革を行おうとしているわけでありますから、おのずと無理があったのではないかと思うわけであります。
もう一つ、東京医大の不正入試問題、それから日大アメフト、私も実は大学の時代にアメフトやっていたんですけど、日大とも対戦をしたことが何回もございますが、まあそれはおいておきまして、東京福祉大学の留学生問題、今もこれずっと続いておりますけれども、こうした一連の不祥事が、今回の、コンプライアンスの強化という話がありました、先ほどの今井さんの質疑の中にもありましたけれども、今回の法改正が果たして本当に歯止めになるのかどうなのか
○菊田委員 時間が来たので質問を終わらせていただきますけれども、これは、東京医大と同様に不正入試をしていたにもかかわらず、不適合の烙印を押されるのは東京医大のみというのは、私は二重基準だというふうに思います。 認証評価制度の信頼そのものが今疑われているということを指摘して、質問を終わります。ありがとうございました。
既に本法案の審議中でありました先月二十六日、不正入試を理由に東京医科大学の認証評価が適合から不適合に変更されたとの報道がありました。
そういう中で、先ほどもどなたかが尋ねておられましたけれども、この間の不正というのはやはり非常にトップダウンであるがゆえに起こってしまった、例えば、日大のアメフトの問題でありますとかあるいは東京医科大の不正入試問題、そういう意味でいうと、私立大学のあり方を考えさせられるような不祥事が相次いで起こっております。
いろいろな不正入試の実際の事件で、教授会がどこまで内部からできたかということについては、それについての情報を知らないので何ともお答えできなくて申しわけないのですが、教授会の諮問機関化というものがいい影響が出ていないんじゃないかということについては、結構大学によりけりの面もあるような気がしていまして、そこについての、例えば学長がどう考えるかとか、あるいは教授会側も、学長から諮問されていなければ本当に何
例えば学生の入学に際しても、教授会は学長から意見を聞かれる立場になってしまい、この間の不正入試も含めまして、仮にそうした決定事項に教授会がかかわれる、あるいは関与できる立場であれば防げた案件ではないか、あるいは内部からそうした不正が排除できる、そういう構図を持つことはできたのではないかというふうにも思います。
まず、私、今日は、大学医学部の不正入試についてお伺いしたいと思います。 大臣、今日の読売新聞の一面見ました。順天堂大学で女子差別認定、あと浪人生も敬遠していたと。これ第三者委員会が発表して、来週には大学が発表するそうであります。 八月の東京医大の不正入試を受けて、文科省は他大学の医学部での不正入試を調査しているところだと思います。
○福島みずほ君 東京医大の不正入試やKYBの免震の問題、日立化成の検査データ不正、日産の有価証券報告書の問題や、スバル、ヤマト、スルガ銀行や川崎重工、東レ、三菱マテリアルや神戸製鋼データ改ざん、いろんなものが、ちょっと固有名詞を出して申し訳ありませんが、たくさん、不祥事もありますが、内部通報者によってもたらされたものであると言われているものが非常に多いです。
実は、本日の新聞報道で、東京医科大学で女子らを不利とする不正入試の発覚を受けて、医学部を置く国公私立大学が参加する全国医学部長病院長会議の小委員会は、性別を理由に合否判定で不利とする扱いをしないよう各大学に求める規範をまとめて、本日公表するということです。
それで、今回の不正入試、そもそもその出発点は、文科省を舞台にしたといいますか贈収賄、これは今、係争中でありますから、そのものについてああだこうだということはないかもわかりませんが、その発端となったのが、私立大学研究ブランディング事業、この採用をめぐって起きたものであります。
天下り問題、加計問題、そして東京医大を舞台にした贈収賄疑惑、また不正入試、加えて障害者雇用の水増し、こうした問題が続発をしております。まさに異常事態と言っても過言ではないんだろうと。
それでは、医学部の不正入試の問題に移らせていただきます。 皆さんのお手元に、中間まとめ、十月二十三日に出されたものをお配りしております。 予算委員会の場で我が党の本多平直議員からも大臣に対して質問をしておりますが、その際のやりとりを見ていて、もう少し文科省として積極的に取り組めないものなのかなということを感じているんです。
本来であれば、不正入試の問題等々も質問しようというふうに思っていたんですけれども。 やはり、何度聞いても、非常に不明確、不明朗、不透明と言わざるを得ないと思いますし、きちんとこれは、どこまで負担をするのか、幾ら負担するのかを明確にしていただかないと、国民の負担、どれだけ膨れ上がるのか、きょう聞いただけじゃわかりませんので、これは別の機会にまた質問させていただきたいと思います。
学長が数千人、数万人の受験生の合否判定を行うなどあり得ず、教授会の決定を学長が変更することになれば、学長の恣意的な判断による不正入試さえ起こり得ます。それでも教授会の決定権限を断固として認めない、このような法案は、余りに陳腐であり、むしろ大学の公正円滑な運営を阻害すると言わなければなりません。
大学の不正入試だってえらいことになるんですよ。裁判所の不正任官だったら、どうなるんですか、世の中、一体。 では、全部、どうやって聞いたか、ちょっと一回事務総長に報告してもらおうか、事務総長に。 では、何人かの方をヒアリングされたと言いますが、それを詳しく、どういう状況でどういうふうにヒアリングしたかを事務総長から今度ちゃんと報告してくださいよ。 数字が余りにも不合理だから。
こういうことをもって、だから私は、不正入試が起こり得るやはり条件というか温床というか、ここにあるわけでしょう。それになぜ目を向けないんですか。こういう実態にもかかわらず、教授会は機能していると先ほどおっしゃいました、他の委員の質問に対して。私は、これは本当に驚きました。教授会の自治が成り立っていないし、大学の民主主義が成り立っていないというのが今回の帝京大学の実態じゃありませんか。
そういう異常で行われているのに、不正入試は行われていない、こう言い切るというのも、いかにも私は、きょうは帝京大をかばっているとしか言いようがないんですけれども、一体なぜ合否判定をきちんと教授会で、教授全員が名簿、資料を見てやらないのかということについて、大学側はどういう説明をしているんですか。
今回は不正入試はなかったというのが文科省の調査の一応の結論になっておりますけれども、やはり入試を判定するのは教授会ですよね、教授会です。 そこで伺いたいんですが、帝京大学が提出した調査報告書によれば、帝京大学入試の合否判定を決定する教授会では、実は出席した教授に成績原簿が手渡されていません。
○参考人(前田憲正君) 冒頭にも申し上げましたように、不正入試というもの並びに、そういうことはどういうことか、あとは裏口入学ですね、そういうものはどういうことかということ、それに関しまして、先ほど申しましたように、入試の公正性、これが我が校としましては確保されているかどうか、これが一番まずポイントだと。
○遠山国務大臣 七月十五日の夕刻、帝京大学側から、その大学の一連の不正入試疑惑に関する調査報告書が提出されました。 しかしながら、今回の報告書は、一言で言えば極めて不十分と私は考えております。
実際に、これは「北里大学医学部不正入試の実態」なんて、これは雑誌の記事なんですが、現実にもう成績が改ざんされているというようなことも出ていまして、私も、こういうことは往々にしてあるということを聞いていますので、事実だと思うんですね。 そういった中で、本当にそういうことが行われているかどうかというのは、きちっと文部科学省は調べなきゃいけないと思うんですね。
ただいまお尋ねがありましたように、昭和四十年代から五十年代にかけて、不正入試あるいは寄附金の別途経理等の問題に対して、そういう問題が生じてまいりました。
このことに関しまして、例えば、この寄附金の受け入れにより合否が左右されるなど、いわゆる不正入試が行われたかどうかについては確認はできておりませんが、御指摘のような点も含めながら、今後、帝京大学に対する調査の報告を求める、さらに資料の提出を求めると同時に、現地で調査も行いたいというふうに考えております。